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墓参り




まず先に今回の話と同じような話は以前にも何度かしてるかと思います
今回またそういう同じような話を書いてます

先日じいさんばあさんの墓参りに行った
もともと自分は墓参りに行くようなタイプの人間ではなかったし
数年前までは実際に墓参りなどに行ったこともなかった
自分には信仰する宗教もないし(寺社仏閣は割と好きだがそのレベル)
神がいるのかどうかとか例えば霊の存在を信じるのかとか
そういうのそもそも物凄く自分から遠いところの話のような気持になるし
信じる信じないの前に直面する経験出来事がなかったから
知らないしよくわからないという感じだったと思う

そんな自分が7年前交通事故にあった
車の下敷きになり片方の肺は血で一杯になり
あばら骨は20か所折れ鎖骨肩甲骨にもひびが入り
文字通り数日間生死を彷徨った
トイレに立ち上がることもできず尿道に管を通され
点滴で眠らされ起きると今度は痛みで気絶同然にまた眠る
それを何日か繰り返していた

それがそのどう繋がっているのかと聞かれても
全く説明できないし、自分でもどうしてそう思うのか
理由も全然わからないが
とにかくその時・・・その時というかその一連の事故後の流れだったのか
その辺もあやふやだけど
とにかくその時、今までにない、説明できない感覚で
「じぃちゃんに助けられた」と、思ったのだ

朦朧としてる時に夢的に見たわけでもなければ
お告げ的な感じで降りてきたわけでもない
その時までじいちゃんのことなどほとんど思い出すこともなかったし
事故後何かじいちゃんが出てくるようなこともなかった
説明のしようがないが自分はいつからなのかもはっきり覚えてないけど
じいちゃんが助けてくれたという今までにない感覚の何かを
持つことになった

もちろんじいちゃんはとっくの昔に死んでるし
じいちゃんが助けに来るわけないのは分かってるんだけど
なんつうか説明できない次元で霊的なそれとは全然違う感じのものとして
自分の中に存在する
なんつうか初めての感じで説明のしようがない
ただリアル・・・というかじいちゃんが助けてくれたのかもな・・・というのは
自分の中にあって
他に礼を言うというかそういう方法が何も思いつかないわけで
そんなこんなでじいちゃんの墓参りに行っている

うちのじいちゃんは今ではもうほとんど聞いたことがない土葬なので
リアルにそこに埋まってるということもあって
なんつうか墓参りにはそこにじいちゃんがいるという
リアリティって言葉でいいのかどうかわかんないがそういうのがある
葬式行列というのがあって親戚一同でみそ作るときの桶みたいなのにじいちゃんを入れて
墓まで担いで連なって歩いていくと
村の人がそれを道の両脇からマラソンの沿道応援のような感じで見送るという
物凄い独特なものだったので
その強烈な記憶も相まって実際にじいちゃんを埋めるとき
自分もそこに土をかけさせてもらったというその場所
そこに埋めたというか埋まっているじいちゃんの
一連の記憶というかその事柄もあり
その場所にじいちゃんがいるという感覚を
一層強いものにしてる部分もあると思う

この話、自分の近親数人のみというか
ほとんど人にすることは無かったが
今回たまたまタイミングがあって20年ほどあってなかった親戚のおばちゃんのところにも墓参りの後に
寄ることが出来て話をすることができた
その後は実家にもより自分の両親の話も聞いた
それぞれの話は多少ずれもあるがそういうのは当然だろう
リアルとはその人の体験であり同じ記憶にならないと自分は思う
今だから聞ける話というかなんかそうだったのかと合致合うところ
もちろん合わないところもあり興味深かった
驚いたのは皆自分が墓参りに行くということをすごく喜んでいたことだ
正直自分ではないそっち側の気持ちはそっち側からの景色を見たことがないので
分からないし何がそこまで嬉々とすることとなるのかちょっとわからないんだけど
結果良かったのかなといまはぼんやり思う

昔からあるものってそれぞれに事の大小とかそれが何割の人に関係あるかとか
そういうのによって淘汰される部分あると思うんだけど
自分は日本に生まれて例えばお盆とかそういうのあるところで育って生きているわけで
その事故があってもなくてたぶん自分は何かを信じることも信じないことも
どちらかに振り切るような強い思いを持つことは無かったと思うけど
なんつうかお墓参りとかそういう残っているものっていうか
昔から引き継がれてる何かって可能なら残しといたほうがいいのかなって。

事故後自分が変わった部分もあるし視点が完全に変わったところもあるだろうし
持てる感覚が前よりも多くなったこともあるだろうし
とにかくここ何年かでいろんなところでそういうものを体験体感する機会も多く
そう思うようになったのかもと思う
理由とかもうわかんなくてよくて
いい感じとか痺れるねとか
そういうものを可能であれば残しておくというか続けておくというか
そういうのを自分はもっと味わいたいなと思うというか
そういうのが浮かんだりしつつで
そんなこんなでじいちゃんばあちゃんに
また来るわと伝えて帰ってきました

特にこの話、オチみたいなのはないんですけど
なんつうか、今回もよかったなみたいな。

一枚ご紹介
これの予約凄い伸びてます
これ、ひょっとしたらひょっとするんじゃないかと思ってたんで
こういう感じのが伸びてくるとまたちょっと自分の好きな方向状況も
ちょっとまた盛り上がってくるのかななんて
FSSASHA / gameovr (watergate)[Listen(MP3)]
A1: Gameovr
A2: Gameovr (Cassy Remix)
B1: Trigonometry
B2: Trigonometry (La Fleur Remix)



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