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チャーシュー出してくれない店

昨日片らけで写真撮るの忘れてたので 先日の野菜に寄り添う肉をご覧ください

djnakaharaさん(@nakahara758)がシェアした投稿 -



写真はこの後の文章とは全然関係ない近所のラーメン屋
たまにこういうのと戦いたくなるんすね、いまだに・・・

で、表題の件
なかなか営業時間が自分の生活サイクル的に厳しいので
行けないけどたまにタイミング合えば行く餃子の店がある
ちなみにシュウマイもうまい
で、この店、ラーメンはやってない
しかし焼豚チャーハン的なのがメニューにある
自分は基本、外であんまりライス系食わないのだが
そのチャーハンも実にうまそうで。

で、そのチャーシューだけ切ってつまみ的に出してくれないかと
お願いしたことがあった
何となく予想ついたけど答えはNOだった
ちなみに店は厨房のかっこよく言えばオーナーシェフひとりと
給仕のおばはん一人で仕切っている
お店はその味も評判だろうし常に忙しい
時間にかかわらず品切れで閉店の店だ

店の状態を見ればこの店がどういう感じで運営してるのか何となくわかる
自分が小売りを始めたことで視点が変わったことの一つだと思うんだけど
これがもし今の仕事をしてなければ
材料のチャーシュー切って出すだけじゃん!やってくれないのか~・・・
と、なっていたのかもしれない
ちなみにこの店は予約を受けてくれない
ORDER数もひとりいくつまでの上限がある
(あんまり書くと店がわかっちゃうんで)

こういう場合
このこちらの要望にすぐ答えてくれる店もいい感じなんだけど
答えてくれない店もなんつうか信用できる
大事なとこがどこなのかお店の人が分ってるし
サービスというのがどの部分なのかはっきりしているからだ
こちらはそれに納得の上で対価を支払い
提供されるサービスを受ける
ここは居酒屋でもなくレストランでもない
自由が利かない理由があってだからこそこの味が提供されているわけである

自分が実店舗を閉めようと思った時
まさに次に目指したのが
この「チャーシューを出してくれない店」みたいなところを
ある意味目指した部分というのはあったと思う
うちの会社はほとんど屋台的で
基本ワンオペで資本力もなく商品が回転しなければ
あっけなく倒産もあり得る状況の中
元々持ってたうちならではの良さを強く引き出すためと
それ以外のことは基本考えなくてもいい体制へと徐々に変化させていった
欲しいレコードが誰でもどこにいてもほとんど同じ条件下で
アクセスさえすれば購入できるという方式に力を注いだ
今となっては何がそうなのかはもうわからないが
所謂昭和生まれが記憶の片隅に残しているような「昔ながらの輸入盤店」的な部分を刷新した
それで危うい状態に進んだこともあったけど(笑)
どちらにしても以前の状態ではもう運営できなくなったから
背に腹的な感じもあった
効果が現れるまでにも時間がかかった
ここ数年は次の決算で結果やめどが立たなかったら
店を閉じようと思ってた
少しづつだけど状況が変わってきた
それは「世の中が」ではなく結局のところ「自分が」なのだった
今年の決済は今までとはまた違った気持ちで迎えている
もうちょっとやれるかもしれないと

お客さんにも救われた
無くなってからたいして付き合いもないのに残念的な話する奴が一番
うへぇってなるけど(笑)
うちのお客さんは
「この店がなくなったら買うとこ無くなっちゃうからかんばってよね♪」
と、飲み屋に居るような感じの軽さでリアクションくれたりするのもありがたかった
重いときこそ明るく軽い感じはとても励みになった
きっと大人なお客さんが多いんだと思う
ここは自分のお客さんだからべた褒めですよ!

サービスって難しい
それにうちの店、サービスなんてものに手が届いてると思ってないし
目指せればいいけど一番大事なところに集中し続けられる集中力が
もっとも重要なことだと考えている
気持ちがふわっとしているとき
いつも何となくそのチャーシュー出してくれない店のことを思い出す
またあそこの餃子、食べたくなってきた
もっといい店を作りたい、なんかちょっと照れくさいが
本気でそう思う



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