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タイから帰国



休暇頂いてタイに行ってました。今回の目的は２つ
１．2年前に行ったタイのモルディブと言われるKOHKOODにもう一度行き十分に堪能
２．バンコクではヤワラートに滞在しチャイナタウン周辺グルメと雰囲気を満喫
人によってはその旅行記が知りたいんでしょうけどとりあえずそこは割愛ｗ
それぞれ十分に堪能し帰国前のPCR検査を受け(証明書一枚6000円のちょろい商売)
帰国前に多少はお土産とかなんやらかんやら買い出しにって時のこと。

バンコク詳しくない人には何言ってるのかよくわからないかと思いますが一気に説明しちゃいますと
帰国の際にPCRの陰性証明が必要な為、サミティベート近くのクリニックで検査を受け
そのままセンセープ運河まで出て船でパンティップ・プラチナムあたりまで移動しようと思ってたんですが
道を間違えてSOI49だったかな？をどんつき奥まで行ってしまって。
当たり前だけどタクシー全然見当たらないＢＯＬＴじゃ来てくれないなので
ロットゥーで駅側まで戻ってBTSで移動と思ってたんすけど
チットロムからプラティナムまで歩くのめんどいなと思ってたので
久々にバスに乗ることに。
自分が乗車した二駅後くらいに乗ってきたおじさん(日本人がいう所のタイ人ではない外国人のおじさん)
が隣に座ったんですが、結構こっちをチラチラ見てくるので
(昨日のタイ中華のにんにく臭、まだするのかな・・・？)と、思ってたら
「日本人ですか？」とかなり流暢な日本語でそのおじさんが話しかけてきて。

おおよそバンコクで先に声かけてくるやつの相手してたら時間の無駄っていう部分もあるので基本リアクションしないんですが
流石に流暢な日本語だったので思わず返事をしてしまい。
おじさんはその昔、蒲田だったかな？に、住んでたらしく。
なので日本語については堪能。
今はタイ人の奥さんと当然こっちに住んでるとのこと
たわいもない話をお互いにしつつで何かの話の拍子でバンコクがびっくりするくらい奇麗になってて驚いたという話に。

島でも気が付いてたがやはり何かが変わった
最初は2回目ということで初回ほどの衝撃は無くなったのかなと思ってたけど
そうじゃなかった。
あの、良くも悪くもひりひりする南国特有のあの感じが無くなってしまっていたのだ
バンコクも然り。
皆おとなしく、何かにコントロールされているかのようにルールに従っているのは日本もここも一緒
日本語が流暢なおじさんは自分が何を言わんとしてるのかすぐに察してくれたようで
コロナで何もかも変わったよというような話に。
二人の会話は具体的に何？って部分は無かったにせよお互いに察しが付く話で会話が続いた。
屋台もほとんど町中からは無くなりきれいになったし汚れたところを見かけなくなった
誰かが暑さでどこでもイラついてる人がいるあの感じもなく
今日は何かの祝日なのかなっていうくらいおとなしく丁寧な感じ
バスの中にいる人は全てマスクをし町のいたるところには
日本でもおなじみの「マスクをつけろ」「ソーシャルディスタンスを保て」などの張り紙が
言葉がわからなくても分かる形でそこかしこに張り出してあった。
日本にいても漠然と感じる新世紀に突入みたいな空気、タイだからこそ、慣れた場所だからこそ
旅行者だからこそはっきりと何か気が付いた部分はありそれは日本についても自分の関わる身の回りについてもそうで
その辺のもやっとした感じが一気にクリアに理論整然ときれいに整理されたような気持ちになった
俺が旅する中で好きな瞬間の一つだ。

結構思い切った気持ちで2週間ほど休みを取ってこの時期にタイに行った
元々は仕事を辞めるので長い旅行に出たいと言った相方の要望に応えるというのもあったが
こちらも当然波に乗るだけ（ＯＨ！ＹＥＡＨ～）そうしたかったので大変だったがとても楽しかった
どこかでハプニングを待ってる気持ちがあるのですべてが順調で快適だった旅が
終わってみれば少し刺激が物足りなかった感はあった。
ただ体はクタクタでこの辺が限界かなという所まで遊びに遊んだので大変満足した。

だがしかし2年前、次に旅行に行くとしたらもう一度あそこに行きたいという気持ちで向かったクード島だったが
今またその質問が来てもクード島に行く！・・・とはならないだろう。
また、あの島に今じゃないともう二度と行けないという状況になったとしてもあそこを選ぶことはないと思う。
それくらい十分に堪能したというのはあるがなんというかやっぱり世界が変わったなというか。

自分の環境もここ1年くらいは激動の日々でコロナ禍での水漏れ被害からの引っ越し
その後は結構ラッキーパンチが当たり続けてるような状況で仕事もプライベートも激しく充実した
コロナという何かの強いショックが自分にとってはいい方向にも回った部分があったし
何よりもこういう仕事生活を長年続けてるので過去にも見た経験した「土壇場」が役に立ってる部分はあったと思う。

そろそろ自粛も限界となりコロナ生活様式が終わるのか終わらないのか（もちろん今も終わってないんでしょうけど）
そんな時期になると溜まっていた何かが噴出し急にＤＪなんかのＰＡＲＴＹが一瞬激しくなるが
そのあとは野外以外は弱くなるのはなんとなくわかる状況だったしそこで出入りする人を傍観してる気持ちだったので
意地の悪い言い方すればそれはそれで面白かったがやがてそれも終わり落ち着きを取り戻すことには
多少のしらけたムードが包み込みしばらくはらちがあかない状態がくるだろうなと。
ちょうど今年で一区切りで来年以降は場所そうなってくるのかななんて想像してる。日本中が都会じゃないからねー。

自分も含め延命措置で何とかなったとこもあればなんともならなかったところもありで
お店としてはそういう波の影響を良くも悪くももろに受けた、だだ被りだった。
この店この会社をやってても一度も日の目を見ることなく体力の限界とともに引退するのかな？みたいなことを
思い枕を濡らす時もあったかもだが（笑）今は別の意味でこれでは体力が持たなくなるなという所に追い込まれてきている
東京の某輸入盤店の情報漏洩と破産でお鉢がこちらに回ってきた状態になりつつあるのかな？と、いう感じ。
業務として基本の運営方針としての所は同じままで「量」だけが一気に増えた
ＵＳＥＤの販売に再度着手したのも大きかった。
回り始めると不思議なもので来週は沖縄まで買取に行く。
古物商の許可を取ってから久しいが買取をするのは実は初めて。
縁が繋がってうち意外だとＨＡＲＤＯＦＦのジャンク品のとこ行きだろうなというＥＵの2000年前後のお宝が
そこにあり即決で買取を申し出た。
うちでないと売れないと思うがうちにそれがやっぱりあるというのは大事なことなのだと
よくわかってない中でも長年この仕事をしてるのでぼんやりとそういうのはある。
うちは代表職もバイヤーもＷＥＢの更新も経理も広告塔も基本は自分ひとりなので
とりあえずこれ以上はもう一人では無理ってとこまでやろうと思っていたが
来年は何か運営方法も尺を上げないといけないかもしれない。

無くなってしまったら同じものはもうできないので
残せるものは残しておいた方がいいに決まってるわけで
そういう意味では箱もそれに関わる全ての産業もできるだけ持ちこたえてほしいし
可能な限り協力を惜しまない気持ちもあって。
その一方で例えばバブルが弾け真綿で首を締めるが如く不景気にずるずると世の中が引きずり込まれていった時のような
しらけムードもあって。ま、自分はプロじゃないからそれでもいいんですけど
残る人は残ってて凄いなと。残ってるというのは偉大なことなんだなと思う所もありますね
全ては残っているものでも現在進行形なわけだしね。
そんな中、さてどうしていくのがいいのかなというのは忙しさもあってちょっと静観してる部分あったと思うんですが
そこは良かったというか。
と、いうか全てにおいてラッキーパンチ的「結果それでよかった」の連続で。ついてる部分はあったかなと。そう感じられてる自分も
楽しんでる感じあっていいなと思うし。

何かが変わったのは確実でそれが具体的になんなのかっていうのは結構ぼんやりしてて。
もちろん数値や統計でみられる事実もあるのかもだけどそういうことじゃない
そんなこんなでぼちぼち11月も終盤、前回の記事から1っか月ほど更新してないなってことで
ちょっとこんな感じのことをつらつら書いてみた感じです。
いよいよ今年も残りあとわずか、12月は店の仕事に集中してDJ休もうかなと思ってましたが現在DJ決まっているものは
10日がJBS、22がNORMAL、25が木曽川商店、合間にたぶん配信が2回くらいやれたらいいなといった感じ。
結局枠は無理くりでも空けりゃあとは何とかなるってことも分かってきたので
壊れない程度にDJでも外に行けたらいいなとかそんな思いです
自分に正直こういう産業に関わる中で何ができるかなんて思ってもないですが
ただ、もし力になるところがあるとすればそういうのはやっていきたいなというか。そういうこと自分が考えるとは思ってもなかったですけどね！
DJのBOOKINGについてはどこから連絡いただいても構いませんが初めての方はお店の方に連絡いただけると助かります
例えば基本うちのお店でレコード買っていただいてる方なら日程合えばもちろんどこでも行きますので！

うちは基本新譜売りなんですがそれはとても大事にしてる部分の一つになります
新譜がでなけりゃ中古も出ないんです。
モノの流れとしてきちんと新譜の品のそろった感じの入荷が海外と差のない形で入荷され販売されているというのはとても重要で。
USEDももちろんなんですけど新譜売りなのかUSED売りなのかはその根本となる部分が違う所もあって。
そこを大事にしていったその先の果てまでは行きたいなと思っています
今後も頑張りますので引き続きよろしくお願いします！です！


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