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THE RESIDENTSのLIVEに行ってきた



それを始めてみたのはいつだったか全然思い出せないが
小学生とかそれくらい昔のことだったかもしれないと思う
当時、兄の影響でYMOからすっかりTECHNOとかシンセサイザーとかいうものに魅了されていた自分であったが
TECHNOで掘り下げるのは小学生で難しかったし
シンセサイザー使用のヒットチャート音楽に満足もいかず
かといってTECHNOっぽい何かを探し当てることもできない状態で
もっとこういうのが欲しいという状態の中で妥協しつつも欲し続け
いろんな音を聞いてた状況の中、
いつ知ったのかは覚えてないが
特に異質感があったその目玉の軍団は印象に残るには十分だった

高校のころまでは余る体力、無軌道に反抗でホルモンを発散させる
普通の高校生的な感じでバンドだったりハードコアパンクだったりに進むのだが
大学でそれとも並行しつつでもう一度テクノ的な部分と向き合える時間がたくさん出来た部分もあり
それが今の自分につながっている部分はあると思う
ちょうどそのころ運よく映像やレコードなんかも入手できる機会に恵まれ
更に掘っては行くものの謎というか知れば知るほど訳が分からない存在
それが自分にとってのTHE RESIDENTSだった
そんなRESIDENTSが来日公演するとあって
これは生きてる間に日本で見ることのできる最初で最後のチャンスかもしれないということで東京ブルーノートのチケットを発売と同時にネットで購入した

ちょうどこの数日前電気グルーヴのLIVEをZEPP NAGOYAで見た
ありがたいことにここ何回かのZEPP NAGOYAでの電気グルーヴのLIVEを
何回か遊びに行かせてもらったが
今回のLIVEはなんか特別というか集大成でありもっとも絶好調な感じもある
LIVEだった
アンコールで人生時代の曲も披露され
俺が初めて人生を見たのは吉野家の隣だったころのELLだったかな―?とか
卓球さんがMCでハックフィンの上の旅館の話してたなとか思い出しつつ
なんつうか凄い感動したのを覚えている
楽屋にあいさつ行かせてもらった時も興奮と緊張で舞い上がって
自分でもよくわからない状態だった

レジデンツを見に行く前は銀座でロバート・メイプルソープを見てきた
大学在学中にその作品の良さがいまいちわからなかったにもかかわらず
一番なんか引っかかってたARTISTだったと思う
写真がよくわからなかったというのもある
いや、写真は今でもよくわからない
ただ写真そのものの技術も上がりスマホで身近な存在になった今
もう一度確認したい気持ちが湧いてきた、自分でも驚いたけど
その昔ビル・ヴィオラを森美術館で確認してなんつうかふっと自分の中で
合点がいった記憶もメープルソープに足を向けさせたとも思う
改めてみたロバート・メイプルソープ
それはハライチの漫才風に言えば
むき出しのそれ
だったなと。

そんな昔の何か答え合わせみたいなもの、一瞬に過去からここまでを凝縮したものを立て続けに見たこともあってなんつうか熱い何かが自分の中に発生していた状態だった
要するに興奮してたんだと思うんだけど
そのためか新幹線にも開演にも遅れそうになった。
道や駅も何度も間違えたのはボケてるんじゃなくて
そのせいだと思いたくなるほどだった
しかし最近ボケがひどい・・・絶対ボケそうなのでその時のことは考えておきたいものですねと思う。

そしてTHE RESIDENTSのLIVEが始まった
なぜか牛のピタピタの着ぐるみを着たおじいさんぽい人と
三人の演奏メンバー
シュールで淡々と演奏を進めていった
この表現が正しいのかどうか全然わからないが
その時の自分は
例えばアメリカに行って夜時間ができたから飲みに行こう
そうだショーもあるとこがいいなとかなったときに
地元の人にどれを見ると(どの店に行くといい?)と聞いたら
皆が口をそろえてこれが最高だといわれるものを
今まさに見ているんだが全然意味が分からない
そんなものを見ている感じというか
本当に始めてみる何かのそれ以外の何物でもない感じだった
もちろん自分が好きなNIGHT MUSICやMAN'S WORLDなんかの演奏もあり
生で見られて感動もしたが
それ以上にちゃんとふざけてる生真面目な感じのLIVEと
やたらやり慣れてるなという感じの演者としての経年の凄さを感じさせる
今までのどれとも違う安定感みたいなのを見せつけられた

チケット高いなと思ったがもし来月また来日するということになったら
多分日程さえ合えばまた見に来るだろうなと思った
幾度となく映像も見て何枚もアルバムも所有しているし
何度となくその情報を入れてるはずのものであったが
それでもやっぱり訳が分からなかった
それが凄く心地よかった
そういうの存在するんだなと思うとなんかすごく気分がよく
凄く飲みたくなった
しかしホテルに戻るとすでに0時前
東京の友達皆にはには「もっと早く連絡しろよ」といわれ(笑)
やっと探し当てたホテル近くの飲み屋は空いてなくて
最終的にタンメンをすすって寝た
名古屋には東京風のとんやきとタンメンを出す店があまりない印象があるので
東京来るとどっちかが食べたくなったりすることが多い
軽くビールを飲みつつタンメンを啜りながらここまでのことを反芻していた

ひとりでお店を運営してるし
良くも悪くもここ何年かはまじめに真剣にやってた
それはそれでよかったんだけど
そうすると一方で自分の中の何かが枯渇してるなという自覚が年々強くなっていってた。
たりなかったら注げばいい、それだけのことだったんだなと思いつつ
それが難しいくらいに頑張ってたとこもあったんだなと慰めつつ
翌日のことは明日考えようとベッドに横になった
明日もまた何かを確認しに行く予定だがとにかく起きてから考えようと。

一枚ご紹介
うちにも入荷してるんですよ!
予約から人気でしたがかなりの枚数がすでにはけまして
残りわずかです!
FSKARIZMA / MARCEL VOGEL / the deadpool ep (lumberjacks in hell)[Listen(MP3)]
A1: Karizma - Work It Out
B1: Marcel Vogel - I Got Jesus
B2: Marcel Vogel - I Got Jesus (Karizma Stomp Dub)



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